考えてみれば、無条件降伏をしたような政府になにができますか?ですから、それ以前にまだ問題があったのです。
こんな政府を頼みの綱にしなければならぬほど、身近かの社会が彼女らを守ろうとしなかったからです。
もし社会がしっかりしていたら、人々は極力力をあわせて危害を排除したでしょうし、不幸にして危害をうけてしまったばあいには、彼女らをあたたかく見守り励ましてたち直らせ、一方ではひろく予防の方法を講ずるとともに、他方では占領軍にたいしてしつように抗議をつづけるため、人々は力をあわせたでありましょう。
もしそうならば、社会はやがて政府をしっかりさせることもできたにちがいないのです。
なぜそういうことがこの国際結婚 相談所には起らなかったか?
そこに問題があったのです。

